ニュースで高市総務相が民間会社を3社認定して個人番号カードの利用をスタートさせるというニュースが出ていた。
管理人はいまだに個人番号カードを申し込んでいないがなんだか複雑な気持ちだ。
というのはまだ本来の目的である社会保障、税金、災害対策が全てスタートしていないからだ。
それなのに民間利用が先にスタートするなんて時期尚早ではないだろうか。
マイナンバーには大筋賛成、一部反対という感じ
行政の手続きが大幅に簡素化されるというのは分かるし現在は不効率であるというのは実感している。
なんせ運転免許証しかまともな身分証明書が無いというのも問題だと思っている。
大概の身分証明を行う必要のある場合に運転免許証を提示しているのだった。
これって本来の目的ではないと思うのだ。
これに代わるモノが無い以上こうするしかないというのは理解できる事だ。
でもこの個人番号カードで個人の金融資産まで把握してしまおうというのは面白くない。
民間利用が先行するのはいかがなものか?
個人番号カードを利用した民間サービスだが現在出てきているような内容では全く利用価値が無い。
クレジット機能だとかポイントカードなんてこの大事なカードに入れなくても良い事だ。
どうしてそういう発想になるのか良く分からない。
クレジットカードって一体何枚あるだろうか?
管理人の場合は20枚近く持っているのではないだろうか。
というのは通常のクレジットカードにETCカード等の付随するサービスがあるからだ。
まぁETCカードなんかは別にしても10枚くらいあるクレジットカードを1枚にまとめるなんて怖くてできない。
こういうカードは分散していた方が良い場合もあると思う。
自分が気に入らなければ個人番号カードに入れなければ良いのだがちょっと気になる。
じゃあ運転免許証にクレジットカードが入ったらどうだろうか?
運転免許証にもICチップが搭載されている。
例えばのお話だが運転免許証にクレジット機能を合体させるとどうだろうか。
きっと使わないと思うのだ。
運転免許証は運転免許証として持っておきたいからだ。
余り事を複雑にしたくないと思う。
もっと行政サービスを充実させてからでOK
個人番号カードの民間利用なんてキチンと行政のサービスを実行してからでも良いだろうと思う。
何故こんなに急いでいるのだろう?
きっと導入したがユーザーにとっては全くメリットの無いカードだと思っているからだ。
そんな事を思っているのなら行政でのサービス機能を充実させるのが正論というものだ。
この辺りの順番を間違っていると思う。
それにユーザーはすでに沢山のクレジットカードやポイントカードを持つことには慣れてしまっているから急ぐ必要は無い。
基本に立ち返って本来のサービスの充実を図るべきだ。
それでなくても個人番号カード自体が任意でのカードなのにこうした先走りは感心しない。
ポイントカードと一緒になってくらいで発行枚数が増えるとも思えない。
もっと良く考えてもらいたいものだ。
今回はこのへんで
では