電動アシスト自転車に乗った事がある人ならあの楽チンさは素晴らしいと思うだろう。
実用自転車としては素晴らしい発明だと思う。
最近では電池の持ちも良くなり小型軽量になった。
電チャリだと外観から一発で分かるのが当たりまえだろうと思う。
だが外観から分からないコンパクトな電動アシスト機構が存在する。
さっそくシクロクロスで不正が発覚して現在問題となっているのだった。
外観から全く電チャリだと分からないVIVAX
管理人は自転車も長年乗ってきたのである程度の事は分かるがこの電動アシスト機構は全く知らなかった。
名前はVIVAXと言って非常にコンパクトな駆動部を持っている。
簡単に言ってしまうとシートチューブ内に駆動部を仕込んでクランクシャフトをピニオンギアで駆動してしまうというモノだ。
理解してもらうには画像を見てもらうのが早い。
↑ VIVAXの駆動部の画像、BB部に専用?のシャフトをインストールしてそれをピニオンギアで駆動する仕組み、駆動部はシートチューブの中に入れてしまうから全く外観からは見えない、良くこんな機構を考えたものだ感心する、画像はメーカーサイトより拝借
インストレーションはちょっと難しそうだ
VIVAXの電動アシスト機構のインストールは結構難しそうだ。
BB部に駆動部を仕込む必要があるがBBとシートチューブ接続部にそもそも穴が開いてないといけない。
ここをクリアできたら専用のBBを仕込むと駆動系は出来上がりとなる。
電池とかはボトル形状だったりサドルバック形状だったりバリエーションがあるので幅広い対応が可能だろう。
凄いなぁと思うのは画像のようなフルサスのMTBにもVIVAXを仕込めることだ。
BBの形状にもよるだろうがフルサスのマシンはリア部が動くだけに電動アシストは難しかった。
↑ VIVAXの完成車MTB、フルサスのMTBにも電動アシスト機構を仕込めるのは素晴らしい、自転車自体はなかなか本格的な作りをしている、画像はメーカーサイトより拝借
VIVAXは軽量コンパクト
VIVAXのシステム全体は1.8kgしかない。
たった1.8kgで電動アシスト機能が付加できると考えれば十分軽いだろう。
これを悪用してシクロクロスと言う自転車競技ではVIVAXを仕込んだマシンで走った事が発覚し問題となっている。
確かにこれだと外観からは区別が付かない困ったモノだ。
もちろん出走前の車検はあるだろうがそれ以降に取り換えてしまうともう分からない。
自動車レースのように走った後にも車検をするようにしないといけないだろうと思う。
管理人も足腰が弱ってきたら自分のMTBにVIVAXを仕込んでみたいと思ったのだった。
↑ VIVAXの完成車ロード、外観からは全く分からないのが凄い、やけに速い人がいたらVIVAXかも?!、ロードもかなり本格的、画像はメーカーサイトより拝借
今回はこのへんで
では