タブレットマーケットは縮小しているのか? ポストタブレットはなんだ?

IT業界にいると様々なデバイスを持っている人を見かける。
ただ管理人が関係するIT業界は法人向けの人たちで比較的地味だ。
それでもタブレットを持った人は普通に見かけるのだった。
そのタブレットがあまり調子が良くないらしい。
Kindleのイメージ画像

現在台数が伸びているのはスマホだけ!?

世の中には様々なモバイルデバイスが登場してきた、上げてみると次のような感じだ。

  • PC

ざっくりノートとデスクトップがある

  • スマートフォン

ざっくりAndroidとiOSがある

  • タブレット

ざっくりAndroidとiOSがある

  • 電子書籍端末

ここはKindleがなんとか生き残った形だ

統計によるとこの中で台数として伸びているのはスマートフォンだけなのだそうだ。
ちょっとこれは意外な展開なのだ。

買い換えの頻度を考えると

これには理由があると思うのだ。
というのはスマートフォン以外のデバイスはそうそう買い替えない。
たぶん3年~5年くらいは使用するのではないだろうか。

これに対してスマートフォンはSIMフリー化になったことも後押しして使用期間がもっと短いのだろう。
キャリアの料金の都合でSIMがフリーでなくても2年に1回くらいは買い替える。

つまりWiFiで使用するデバイスは使用期間が長いのだ。

こういった事情があり一定の期間を見てみればスマートフォンだけが台数が出るのは理解できる。
しかしながら他のデバイスが不調なのは意外な感じなのだ。

タブレットの用途ってどんな感じ?

これは2つに分けて考えてみよう。

個人向け

それほど入力を必要としない人や用途には軽くて薄いので利用価値は高い。
現に管理人の実家ではPCよりも主にタブレットが使われていて年寄りでも操作可能だ。

比較的ITに慣れた人なら目的別にデバイスを使い分けるという事をする。
モバイルとして持ち出すのであればタブレットは良い選択だ。
ただし入力が伴うのであればモバイルノートPCを持って行くだろう。

法人向け

法人の場合はPCは必須の装備だ。
コレが無くては業務が始まらないのだ。
それはデスクトップPCだったりノートPCだったり様々なのだ。

そこに加えてというところがミソだ。
PCはすでに装備済で加えてモバイル用途や現場でタブレットのほうが使いやすいような場合は選択される。
つまり法人の場合はPCの次の順位なのだ。

タブレットでないとできないという業務は無い

タブレットはあれば便利なのだが無いと業務が出来ないという強烈な機能も無い。
だから個人にしても法人にしても優先順位として上がらないのだろうと思う。

それなら外出時は必須のスマートフォンのほうが台数は明らかに出るだろう。

ポストタブレットという事で考えると共食いのようだが画面の大きなスマートフォンという事になるだろう。
でもPCについても不調だというのはどうなのだろうか?
耐用期間というか使用する期間が延びているのではないだろうか。

電子書籍は明らかに浸透してきている

周りに聞くと最近本を買うのは電子書籍だという人が多い。
コンテンツである電子書籍の価格が安いという事もある。
加えて電子書籍には紙の書籍には無い機能があるからだ。

それはデータである事で検索ができたり引用が出来たりする事が非常に便利この上ない。
ただし電子書籍は専用のデバイスでのみ読むことができるという訳でもない。
最近ではPC等でも読むことができるようになっているのだ。

管理人はまだKindleは持ってないがそろそろ購入すべき時期なのかなぁと感じている。

今回はこのへんで
では