VAIOがソニーから離れたことはニュース等で知っていたが。
元々ノートPCにはあまり興味が無かったので見ていなかった。
ニュースでもやっていたし昨晩にWebサイトを覗いてみると全く動かないではないか。
きっとニュースと同時に皆さんがアクセスしてWebサイトが超多忙になっていたのだろう。
それだけ注目されているという事だ。
国産のPCって少なかったが
ここのところメードインジャパン等の表記で日本国内生産を謳う製品が多くなってきた。
元々日本国内で製造されていたPCが海外へ生産をシフトしてそれが戻ってきた形だ。
そこには品質が高いというメリットを謳っているが今ではそれほど変わらないのではないだろうか。
それは生産技術の移転が進み組み立て作業の平準化が進んだおかげだと思う。
しかしながら更なる精度向上や堅牢性等の詰めるべき部分はあると思う。
それは基本設計からもっと精度を上げて望まないといけない部分であり製造だけの問題では無いと感じる。
ソニーの地盤沈下が止まらない
我々の世代ではソニーと言えば、その様々な製品の恩恵を受けた。
古いところでは小学生の時にソニーの「スカイセンサー」というラヂオを親に買ってもらった。
大学生の時には初代ウオークマン(カセットのやつ)が登場しどこでも音楽を楽しむという文化が新鮮だったものだ。
結婚して子供ができるとハンディカムが大活躍で今でもその時に撮ったテープが沢山あってDVDにコンバートしたいと思っている。
その後プレーステーションでグランツーリスモにハマったのはつい最近の事のように感じている。
通信の仕事を始めてからはクリエというPDAも使い込んだ。
しかしその後には思い当たる画期的な製品が出てきていないのは確かだ。
記憶に登場しないから画期的な製品が出なかったのだろう。
個人的には非常に好きな家電メーカーだったのだ。
個人的にはソニーのPCは買わなかった
これだけ好きなソニーだったがPCは1台も購入していないのだ。
今になって何故かと考えてみると様々なことが思い浮かぶ。
まずWindowsという他人のふんどしの上に構築する製品であることだ。
次にPCの機能はある程度トレンドが決まっていて方向性が自分達では付けれないという点だ。
これは相手のある問題なのである程度しょうがない問題ともいえる。
VAIOの出始めの時にも手に取ってみたが薄くて小さくて使いやすそうな印象だったが購入するところまでは行かなかった。
何かおもちゃのような印象を受けたからだ。
そう本物感が無かったのだ。
今度のVAIOには本物感がある
ソニーからVAIOが離れたのは逆にソニーだからという理由付けが無くなったということだ。
ユニークな先進的なモノでなくても良いのだ。
今日になって少しだけWebサイトを覗いてみたが本物感があって素晴らしい。
PCは年々おもちゃのようになってきているが、実は精密機械だし、堅牢性が求められる丈夫な機械でなければならない。
それに人間の鋭敏な指先で触れるプロダクトでもあるので繊細なタッチを実現する必要もある。
ここのところを忘れた製品が世の中に溢れていて安物感が漂っているのが悲しいと思うのだ。
それを払拭する製品となる事を期待しよう。
まだ実物は触ったことが無いが一度触ってみようと思う。
では