外出時に使用できそうなWindowsタブレットを探してみた

2015/06/08
モバイルで仕事ができるようにするのはセキュリティーと便利さの両刃の剣なのだ。
しかし実際の業務を考えてみるとそうも言ってられない事も多いだろう。
今回は外出時に外で仕事ができる、外出時に持って行き現実的に役に立ちそうなWindowsタブレットを探してみた。

外出時に行う業務にはどんなのがある?

客先や関係者との打ち合わせ等、外出する機会は頻繁にある。その際に時間を有効に使うため外出先で業務ができると効率が大変上がる。
特に1日外へ出っ放しの方はこういったやり方をしないとそれこそ仕事にならないだろう。
私の場合、外出時に何をしているかと言うと次のような業務をこなしている。
こうした業務をこなせるWindowsタブレットが入手できれば軽いので気軽にどこへでも持って行けると思う。

外出先で行う業務

  • 情報収集(ブラウザ)
  • メールの処理(メールソフト、ブラウザ)
  • Office文書の編集(Officeソフト)
  • 構想や原稿書き(エディターソフト)

使用するソフトウェア

  • ブラウザ(IE、Firefox、Chrome)
  • メールソフト(Beckey!)
  • Officeソフト(MS Office2010-パワーポイント、エクセル、ワード)
  • エディターソフト(秀丸)
書き出してみれば外出時に大したことはやっていない。使用するソフトウェアもこれだけあれば十分だ。

Windowsタブレットに求めた条件

業務を前述のソフトウェアでこなそうとするとWindowsタブレットに要求される事項は次のようになる。

Windowsタブレットに求める条件

  • 外出先でOffice文書を処理する
    Officeをインストールまたはバンドリング
  • ソフトウェアをインストールする事がある
    通常のWindows8.1であれば良い
  • なるべく軽い方が良い
    モバイル利用では軽いに越したことは無い
  • キーボードは必須
    文書を作成するにはやはりキーボードは必須だ
  • 電池の持ちが良い方が良い
    電源を取れない事も多いので電池駆動時間は長い方が良い
  • 内蔵ストレージに容量は不要
    必用なデータはクラウドやUSBメモリを利用するのでストレージは大きくなくてよい
  • 通信は4G回線でのWiFiルーター経由で接続
    Windowsタブレット自体はWiFiで接続できれば良い
  • プロジェクターを利用してプレゼンに使用する事がある
    何らかの形で画面出力ができれば良い
  • 実売価格5万円くらい

    外に持ち出すと傷みも激しいのでそこそこの値段で良く高性能を求めない

Windowsタブレットのスペック

これくらいのスペックが最低あれば外出時の業務が可能と思われるスペック。

  • OSはWindows8.1
  • 画面10インチ以上
  • CPU「Atom Z37xx」以上
  • メモリ2GB以上
  • 画面解像度1920×800ドット以上
  • Officeバンドリング

Windowsタブレットの候補

上記のような条件でWindowsタブレットについて探してみた。気に入った順序で並べると次のようになる。

候補1

EPSON Endeavor TN10E

・AMD デュアルコア A4-1200 APU
・Windows 8.1
・11.6インチ(1920×1080)
・SSD128GB/4.0GBメモリ
・Officeバンドリング可能
1:Office Home and Business 2013:+25,000円
2:Kingsoft Office Standard:+3,000円
・キーボードはオプション(ビジネス支援パック+6,000円)
・重量780g(本体のみ)
・51,300円(税込配送料込):ビジネス支援パック、Kingsoft Office Standard含む

・注意事項
 1:プロジェクターを利用する際にはMicro HDMI→VGA変換アダプターAmazon)が必要
 2:USBはマイクロUSB、MicroBオス-Aメス変換Amazon)が必要
 3:SDカードスロットはMicro SD
EPSON TN10Eタブレット本体
TN10Eのビジネス支援パック
↑ EPSONのTN10E、そこそこの性能とエプソンという事で安心感がある、ビジネス支援パックにはキーボードにカバー兼スタンドとデジタイザーペンに液晶保護シートが含まれる、キングソフトのOfficeでも実用上は問題無い、メモリ4GB積んでいるのが心強い、画像はメーカーサイトより拝借

候補2

EPSON Endeavor TB20Sスタンダードモデル

・インテル Celeron
・Windows 8.1 with Bing 64bit
・10.1インチ(1280×800)
・SSD64GB/2GBメモリ
・Officeバンドリング可能
 Office Home and Business 2013
・キーボードはオプション(オプションパック+6,500円)
・重量690g(本体のみ)
・55,080円(税込配送料込):オプションパック、Office Home and Business 2013を含む
・注意事項
 1:プロジェクターを利用する際にはMicro HDMI→VGA変換アダプターAmazon)が必要
 2:USBはマイクロUSB、MicroBオス-Aメス変換Amazon)が必要

3:SDカードスロットはMicro SD

EPSONのTB20Sタブレット
↑ EPSONのTB20Sタブレット、オプションパックにはTN10Eと同様にキーボードとデジタイザーペンそれにカバー兼スタンドと液晶保護シートが含まれる、このモデルはOffice2013をセットのモデルだ、画像はメーカーサイトより拝借

候補3

HP「Pavilion x2 10-j000」

・「HP Pavilion x2 10-j021TU KSオフィス付きキャンペーン・モデル」
・Atom Z3745D
・Windows 8.1 Update (32bit)
・10.1インチ(1280×800)
・SSD32GB/2GBメモリ
・KINGSOFT Office2013 Standard (ダウンロード版/MS Office互換)
 直販サイトはMS Office2013付属モデルは売り切れ
・キーボード付き
・重量タブレット:約600g、タブレット+ソフトカバーキーボード:約930g
・44,820円(税込送料込)HP直販価格
・注意事項
 1:プロジェクターを利用する際にはMicro HDMI→VGA変換アダプターAmazon)が必要
 2:フルサイズUSB端子あり
 3:SDカードスロットはMicro SD
HP Pavilion
↑ HPのPavilionタブレット、マイクロソフトのOffice2013付モデルは売り切れていたがキングソフトモデルは在庫有りだ、5万円まででこうしたタブレット本体+キーボード+Officeソフトが揃うのが凄い、画像はメーカーサイトより拝借

候補4

・「Venue 10 Pro インテル Atom プロセッサー 搭載モデル(WIFIモデル/キーボード付)」
・Atom Z3735F
・Windows 8.1 with Bing(32ビット)
・10.1インチ(1280×800)
・SSD32GB/2GBメモリ
・Office2013付
・キーボード付き
・重量656.9g(本体のみ)
・42,980円(税抜配送料込)→46,419円(税込)DELL直販価格
・注意事項
 1:プロジェクターを利用する際にはMicro HDMI→VGA変換アダプターAmazon)が必要
 2:フルサイズUSB端子あり
 3:SDカードスロットはMicro SD
↑ DELLのVenue10Proタブレット、HPの並んで5万円までで一通りそろうのが凄い、このタイプのWindowsタブレットはもっと普及しても良いと思う、画像はメーカーサイトより拝借

おすすめWindowsタブレット

実売価格5万円前後でのビジネス向けのWindowsタブレットの候補を上げてみた。
候補1~4までの中からから選択しておけば間違いはないだろう。
こうしたモバイル機器は持ち出すだけに壊れたりする可能性も高い。したがってそのようなときに備えてサポート体制も大切なことだ。
実際にはこの価格帯のWindowsタブレットはもっと選択肢があるのだが、サポートも考慮してこの4種に絞った。

参考にしていただけると幸いである。

今回はこのへんで

では

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