「NINJA WiFi」って良いネーミングだと思った

最近は外国で忍者人気だそうだ。
それに日本の文化や風土に興味を持つ人が多く海外からの観光客が増加傾向にある。
非常に良い事だと思う。
観光客を受け入れるにはそれなりの準備が必要だ。
特に先進国の一員としての立場であればこれは当然という基本的なラインがあるのだった。

忍者WiFiのロゴ

現在の世界における日本の置かれた状況

管理人のようなオッサン世代はある意味アメリカやヨーロッパに対する日本コンプレックスがあったのだった。
若い頃になぜ自分は日本に生まれたのだろう?日本人なのだろうと自問した事がある。
こうした思いは他人の下記は赤く見えるといったものだったが年を取るにつれ日本の歴史を頭に入れる事で少しは和らいだのだった。

というのは日本は世界でも非常に稀有な国だという事を歴史的に認識すべきなのだ。
単一民族(たぶん)で構成されまわりを海で囲まれ四季のある風土で醸成された文化は世界でも貴重なものだと思えるようになった。
これぞ日本が世界に誇れる文化と風土、それに人々だと思うのだ。
人と異なる事、オリジナリティーを誇りにしてよい時代だと思う。

そんな日本の独自性やオリジナリティーに気が付いた人々が海外からやって来てくれる。
それに伴い我々日本に住んでいる人も改めてそうした事に気が付くのだった。
そんな日本の発信する文化は多岐に渡り世界へ届けられているのだ。
今では日本に生まれて誇らしいと思うようになった。
これは時代の流れだろうか。

旅する人々に通信手段を

基本的に旅をするにはなるべく自前で様々な事を準備するのが基本だと思う。
だが日本のような先進国に行く際にはなるべく現地のインフラを利用したいと思うのが自然だろう。
先進国の常識というか当たり前に出来ている事ができないというのではあまりに情けない。

管理人は街でWiFiを使う頻度は非常に少ない。
というのは接続が面倒臭かったり4Gの接続で十分だと思う事が多いからだ。
だが観光客としては通信手段が無いと困るのは当たり前の事だ。

数年前から関西でも公共自治体を中心に公衆WiFiの設置の動きが激しい。
特に大阪では公的なモノやホテルや人が集まるような場所でのWiFi設置の動きが激しくなっていた。
その甲斐あって街中では随分とWiFi環境は改善したものだ。
管理人もこうしたWiFiのシステムに少し関わっている。

観光の深化に伴うインフラの問題

最近の日本を旅する人々は街中だけでは無く日本人でも言ったことの無いような地方部へも出かけて行く。
そうした場所では当然のことながらWiFiなんて無い。
山の中だったり海辺だったり人がいる街ではないからだ。

だがこうした場所でも日本の無線通信キャリアはほとんどの場所をカバーできているのだった。
そこで4Gの電波を利用した無線ルーターの出番となる訳だ。
今回話題に上っている「NINJA WiFi」も三重県が用意したレンタル式の4G電波を利用した無線ルーターだ。

元々「NINJA WiFi」自体は存在していたのだがこれに注目した三重県が観光案内所でレンタルが可能なようにしたという仕組みだ。
ちょっと利用料金は高いと思うがどこでもインターネット接続ができるという安心感がある。
日本の地方を旅するなら非常に便利だろう。
感心するのはそのネーミングで「NINJA WiFi」とは三重県にピッタリだ。
忍者で有名な伊賀や甲賀を要する三重県だからこそのネーミングだろうと思う。
それに世界的な忍者ブームにも乗っかっている。

ちょっとしたことだが観光客が非常にとっつきやすいのではないだろうか。
最近ではかなり点数の高いネーミングだと思った。

今回はこのへんで
では