日本人とモバイルの関係

    2015/11/02

2015/06/23
以前から気になっていたことがある。
それは日本人ってどうして小さくコンパクトなモノが好きなのだろうという事だ。

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小さくするのが得意な日本人

管理人はその一番象徴的な事が初代ウオークマンの登場だと思っている。
それまでも様々な小さなモノが登場しているがこれほどインパクトの大きなモノは無かったように思う。管理人が初代ウオークマンに初めて触れたのが20歳頃だろうか。今から30年以上前になる。それまでは外出時に音楽を聞くというスタイルは無かったのだ。
つまり外出時に苦にならならない大きさと機能の両方をキチンと備えたハードウェアが登場したという事なのだ。
ウオークマンに限らず管理人が身を置いていた通信業界でも腕時計型のPHSが長野オリンピックで登場した時もビックリしたものだ。

↑ 初代のウオークマン、外出時に気軽に音楽が聞けるようになる事が画期的だった、会議の録音用なんかの用途では小さいモノもあった、ヘッドフォンを装備し音楽専用にし音質もソコソコにしたところが凄い、画像はネット上から拝借

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江戸時代に庶民が移動することができるようになった

基本的に日本人が日本列島を自由に移動できるようになったのは江戸時代になってからだ。庶民のお伊勢参り等の例を見ても全国各地から伊勢の神宮さんに大挙して旅行をした。
それまでの時代は旅をするのはいかにも危険でリスクが大きかった。それこそ決死の思いで出かけなければならない、ということは旅行に行くにはそれ相応の理由が無いと出かけなかったのである。
こうして江戸時代には庶民が自由に旅行に出るようになったのであるが、その移動の方法はほとんどが徒歩である。牛や馬や籠を使えるのは一部の限られた人だけだったのだ。

徒歩であることが小さくする理由

これはある本を読んでいて教えていただいた。
これは皆さんも大なり小なり経験があると思う。徒歩で移動する際には極力荷物をコンパクトに軽くしたいだろう。その理由は体が疲れてしまい、その移動の本来の目的を果たせなくなるからだ。
これが現代ではなく昔の話だったら少し意味合いが異なる。疲れると本来の目的を果たせないだけではなく生死にかかわる。たどり着くべき宿場町にたどり着けなくなり下手をすれば命の危険がある。疲れ果てて動けなくなることはすなわち生死にかかわる事なのだ。それには日本の地形も大いに関係している。平野部は良いがそれは全国的に見てもごく一部だ。日本列島のほとんどは山岳なのだ、険しい峠を越えて目的地まで行き着かないといけない。
現代で言うと登山かトレッキングのような感覚だから持って行くものは極力小さく軽くした。

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小さくする事に喜びを感じる日本人

たぶん旅先で荷物をほどいているとこうした小さく軽くするために工夫したモノを他人が見る機会や見せ合う機会が大くあったのだろう。簡単に言うと旅人同士の品評会だ。優れたアイディアはこうして真似をされていき広がったに違いない。現代とは異なり全てがリアルな口コミだ。
今でも言う言葉に「詰まらない」とか「不細工」とかは、こうした工夫が足りない時に言われるようになった言葉なのだ。つまり小さくする事(詰まる)や工夫する事(細工)は日本人の奥底にある自然な感覚なのだ。
日本の風土や時代背景が色濃く日本人の志向に影響している。

だからモバイルは日本人の得意分野なのだ

昔から非常に不思議に思っていた事が最近本を読んでいて氷解した。どうして日本人は何でも小さくコンパクトにしてしまうのだろうと常々考えていたのだ。
最近では世界中がモバイルやウェアラブルへ走っているからそれほど目立たないが、モバイルの世界って日本人が一番得意とする分野なのだ。
そう考えればスマートフォンがこれほど一気に普及した理由もなんとなく理解できる。コミュニティー好きで小さいモノ好きなのだ。
こうした日本人の得意なところをもっと伸ばしていくことがこれからの日本人の世界貢献となるのだろう。
そしてこうしたバックボーンがあるから得意なのだという事を周りに分かってもらうとより理解が進むのではないかと思った。

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参考図書

管理人にこうした事を気づかせてくれた本を紹介。

「縮み」志向の日本人、李 御寧 著Amazon

日頃気が付いていない部分を指摘、改めて日本人の志向を意識させられた本。
この本で管理人の疑問は氷解した。歴史と地形を関連付けて考えた数少ない本。
今回はこのへんで
では

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