OpenStreetMapというフリーの地図がある だれでもフリーで利用可能な地図なのだ

これは管理人も知らなかった。
大げさに言うと管理人は地図は文明を表すモノだと思っている。
地図が正確なほどその文明は発達しているという事だ。
さらにはその利用方法についても文明の成熟度を表していると思うのだった。

今時の地図の地用方法

地図と言うと今時はスマートフォンでの地図検索や現在位置表示、そしてナビゲーションというところが一般的なところだろうと思う。
スマートフォンで地図が見れるようになって非常に便利になった事は間違いない。
よほど山間部にでも行かない限り電波は入るようになったのでオンラインでないと見れないが利用価値は高い。
GoogleMapはこれにプローブ情報を加えて渋滞情報等の非常に利用価値の高い地図となっている

ただいつも思うのだがオンラインでないと利用できない地図と言うのは片手落ちだと思っている。
例えば山に登った時に電波が入らないとしよう。
この場合スマートフォンでは地図が見れなくなる。
これではあかんのだ。

GoogleMapの大阪駅前の地図
↑ GoogleMapの大阪駅前の地図、Googleのマップは見慣れた地図で使い勝手も良好、情報量も豊富で管理人も常用している、おまけにプローブ情報で渋滞等の情報も表示できる、まさに最強の地図データベースだ、ただ欠点はオフラインで利用できない事だ

オフラインの地図利用

オフラインでも地図をキャッシュして表示できる仕組みを持つ地図ソフトもあるにはある。
こういった方式の場合は行く先々を事前に網羅しておかねばならない。

例えばPCに地図をダウンロードして使用したいという事もある。
現在のほとんどの地図サービスはこうした事を想定していないのだった。

OpenStreetMapはみんなで育てる地図

OpenStreetMapはオープンなだけに皆で地図データを正確にしていく作業が必要だ。
ココは他のオープンソースと同じ考え方なのだ。

サイトを見てみたがマッピング作業イベントを頻繁に開催していてどんどん地図を正確にしていく作業中のようだ。
ちょっとライセンス関係がややこしくって難解なのが玉にキズという印象である。

このOpenStreetMapは地図データをダウンロードする事もできるので面白い利用方法があるかもしれない。

OpenStreetMapでの大阪駅前の地図の様子
↑ OpenStreetMapでの大阪駅前の地図の様子、建物の形と道路は標示されているのでなんとか利用できそうな感じ、ただ郊外や地方へ行くと途端に情報量が減ってしまうのが痛いところ、みんなで育てるオープンの地図なので今後に期待なのだ

ナビでこのOpenStreetMapを利用しているモノもある

オフラインで利用できるというメリットを利用してナビゲーションでこのOpenStreetMapを利用している製品もある。
これはどんどん増えてきそうな雰囲気なのだ。

ただOpenStreetMapの地図を見てみるとお世辞にも十分な情報量とは言い難い。
特に自動車で利用する際に必要となるガソリンスタンド等の店舗情報が決定的に不足しているのだった。
それに建物の情報もほとんど無い。
あるのは基本的な道路情報のみと考えた方が良い。

しかしこれらは時間の問題で充実して来るだろうと思う。
LINUX系のOSが充実して社会のインフラを支えるようになったのと同じ道を歩むのだと思う。

フリーなだけに様々な利用方法が出てくるのが楽しみだ。

今回はこのへんで
では