サイバーテロって少し軽く考えていたがこれからは国防の一環だと思わなければならない

管理人はシステムのセキュリティーに関係する事も多かった。
ココで言うセキュリティーとはインターネット上にあるサイトを含めたシステムに対してのセキュリティーだ。
もちろん個々のシステムでのセキュリティー対応は必須だ。
もう少し視野を広げて考えてみるとこういったセキュリティー対策は国防の一部になりつつある時代に入ったと思う。
インターネット

正体の見えない敵

管理人が関係したシステムで外部から攻撃を受けたことは何度もある。
その際に攻撃元IPを限定してもIP詐称により次に同じIPで来るかどうかは分からない。
限定したIPもほとんどが外国だった。
こちらから出かけて行ってどうにかなる問題でもない。
せいぜい我々で出来る事と言えばF/Wで該当IPを除外する事くらいだ。

がっつりインフラとなったインターネット

管理人がWebページを初めて公開したのが1997年だ。
この時にはインターネットはまだ海のモノとも山のモノとも分からない時代だった。

でも便利だなぁという感想は持ったものだ。

その時に感じたのはWebページに掲載されている情報を見てホンマかいな?と疑心難儀だったことだ。
それは基本的には今も変わらないと思うのだが少しはマシになった。
ただ基本的にインターネットの情報の選別は自己責任だ。

今ではSNSも含めてすっかりインフラになってしまっている。
使用するデバイスには関係なくインターネットに接続しない日はまず無いだろう。

リアルなテロ

昨日フランスでテロが発生した、これはリアルなテロだ。
日本のテレビはこれを報道するのが遅く情報入手はインターネットでのニュースから入手した。

このテロで犠牲になった方には哀悼の意を表します。

こうしたリアルなテロについてはどうしてこういう事をするのか全く理解が不能だ。
世界にはこうした理解できない思想を持った同士が蔓延している。
直接のキッカケとなったシリアへの爆撃についても大国の理論が前面に出ていて決して納得のいくものではない。

人類の歴史は紛争の歴史だと改めてつくづく思った。

サイバーテロ

話しは変わって今度はサイバーテロだ。
アメリカの大企業のWebページがやられたとかこの手のお話しには事欠かない。

日本はまだそれほど表だって標的にされていないが時間の問題だ。
本気でやって来られたらいくらF/WやIPS等で防御してもしきれないだろう。

管理人が気持ち悪いのはこうしたサイバーテロは中国から行われているとか、北朝鮮から行われているとか大々的に報道されている事だ。
分かっているなら摘発できないのだろうか? ここが不思議な点なのだ。
実際にアメリカの大企業のWebページがやられて、その攻撃元が特定できるならアメリカは摘発できると思うのだ。

タチが悪いのはこうしたサイバー攻撃をどこかの国家が先導してやっているという事だ。
諜報活動の一環なのか、それとも完全にアンダーグラウンドな活動なのか分からない。
なんだか実態が見えないだけに不安を感じる。

さらにきっとこうしたサイバー犯罪の国際条約がまだまだ不十分なのだろう。
引渡条約が無いとか国と国の間で摘発するための法整備が出来ていないのだ。
それをいいことにどこかの国家がこうした活動をしているのだろうと思う。
言わば無法地帯なのだ。

もしインターネットが使えなくなったら?

インターネットが使えなくなったら?と真面目に考えてみるとそれはそれは恐ろしい事だ。
それもサイバーテロのような恣意的な企みによってこうした事態に陥ってしまう事もあり得ると思うのだ。

金銭的な事

インターネットで食っている人も多いだろう、つまり金銭的に依存しているという事だ。
管理人も全てではないが確かに金銭的に依存しているのは間違いない。

情報流通

管理人は何年か前に新聞を取るのを止めてしまった。
主にインターネットから情報は取るようにしたからだ。
それに新聞の偏った報道姿勢も好きになれなかった。
もし今インターネットが使えなくなると情報が全く入らなくなるのは間違いない。
すっかり依存体制になっている。

お役所も

役所関係も最近ではインターネットでの申請や情報提供が多い。
こうした活動も止まってしまう。

楽しみも

音楽や電子書籍、日常の買い物までインターネットでこなしている。
こうした事も出来なくなる。

電気・ガス・水道と同じレベルだ

インターネットは人が生きていくに必要なインフラとなってしまっている。
この事実は改めて考えてみると非常に重たい。
もしこれがサイバーテロで全く使えなくなったら? と考えると恐ろしい。

インターネットが無くても良いようにする準備が必要だろう

管理人はインターネットに頼った現代の生活は危うい感じがしている。
今すぐにとは言わないがインターネットが無くても生きて行けるように準備をするべきなのではと思い始めている。

またすでにこうしてインフラに組み込まれてしまったインフラを守る国を上げての枠組みも必要だろう。
日本は平和すぎてこうした危機感が足りないという事も強く感じる。

日常の生活に関する事はもちろん
これから本格的になるであろうIoTにしても
コネクティッドカーにしても
クラウドに頼り切った管理人の環境にしても
インターネットが無くてもどうにかなる体制に持って行くべきだと思った。

オッサンの戯言として受け取っていただければ幸いだ。

今回はこのへんで
では